新着情報 共栄美装のレンタル物品選定基準

今回は、弊社がレンタル物品を実際に所有する上での選定基準についてお話しします。

その前に…レンタル事業というのは、それ自体が環境保全に貢献できると私どもは考えております。

この事業はイベント担当者の皆さまの問題を解決し、同時に弊社が企業成長することを両立できます。

ですが現実のお話をすると、物品を所有する上では、シビアな選定基準を設ける必要が出てきます。

本日は大きく分けて「普遍性」「汎用性」「耐久性」「柔軟性」についてお話しますが。これ以外にも、もっと検討すべきことがありますので、それらの要素を踏まえた上で共栄美装の経営陣はディスカッションを重ね、所有するレンタル物品を厳選しています。

普遍性

街中でイベントや式典があったとき、切妻タイプのパイプテントや、折りたたみ式のパイプ椅子をご覧になったことのある方は多いと思います。
これらは何十年も前から広く普及している定番商品です。そのため、目新しさには欠けるかもしれません。

そんな「誰でも知っているもの」ですが、これが「スポット的に必要になる」というニーズは近年、衰退するどころかむしろ高まっているんです。
このニーズは、これから先も続いていく普遍的なものです。

普段いらないと思っているものでも…

  • イベント開催期間だけ同じ場所に一斉に人が集まったり
  • 分譲地を使ってイベントを行ったり
  • 地鎮祭や、竣工式などのセレモニーを行ったり
  • 年に一度だけのお祭りを行ったり

する時に仮設テントやパイプ椅子の存在は必要不可欠になるんです。

シーズン用品の暖房や冷房器具も同じです。毎年必ず必要になるものですから、その普遍的ニーズに対応するために石油ストーブや大型の扇風機も所有しています。

汎用性

弊社には、下記写真のような紅白幕がございます。

この紅白幕。実はかなり汎用性の広い商品なんです
まず神事式典に使いますし、開運おみくじなどの抽選イベントなどにも使用します。

  • 盆踊りの櫓の周りに巻いて使用したり
  • 農業祭や収穫祭といった行事や
  • 福引きや抽選会、神社まつり
  • 入社式・卒業式・成人式・結婚式といったお祝いごとにも使います。

物自体は同じですが、この一つだけでいろんな現場に使い回しが利くというのは、大きなメリットです。もしもに上記のイベントに応じて使う幕の種類がイベントごとに全然違う色だったりしたら、その分沢山在庫を抱えなければいけません。

その管理コストと場所コストが嵩むと弊社の事業はそのぶん苦しくなるわけですから、結局そのシワ寄せとしてお客様へお出しする金額にもコストが乗ってしまうわけです。

ですが汎用性が高いと、この問題がクリアされる訳ですからシビアに選定すればするほど生産性が高まり供給能力が高まり、良質なサービスを安くお求めいただけるように進化できます。

※今は紅白幕を例に上げましたが、パイプ椅子やテントもかなり汎用性の高い物品です。

耐久性

レンタル用品を所有する上で、回転率と同時に考えておかなければいけないのが耐久性です。
例えば購入金額が10万円のものがあったとします、これがもし2万円でお菓子出しするのだとしたら、最低でも5回は回転しなければ採算が合いません。
損益分岐点が切り替わる前に破損してしまうのだとしたら、その投資には失敗してしまったという事です。
さらに、そんな脆いものを使用してしまっては、お客様に対してもご迷惑をおかけすることになります。

だからこそ、現場で安心感をもって使える耐久性の高いイベントツールを揃えています。
ひとつ例を上げるとすると弊社のテントは雨風に強い国産パイプテントを使用しています。

ノーブランドの安いテントではやはり強度面に問題がある事が多く、簡単に設営出来るように見えて骨部材が曲がってしまったり倒壊してしまったりという問題が発生しがちです。

信頼性のある商材を買うのは、それ相応に高い買い物になるわけですから資金的なリスクももちろんあります。
ですが、だからといって安上がりで済ませようという判断はしません。むしろ他社がやらないのであれば弊社がやる。
それくらいの勢いと覚悟で商品を選定しています。

柔軟性

レンタル用品は、そのほとんどが既製品です。
ある程度テンプレート化された出来合いのものを使用するので、何も考えずにただ使うだけだと、杓子定規で融通が利かない状態になりがちです。そして、これだと面白みに欠けてしまうことがあります。

ですが、柔軟性を求めてより良いレンタル用品と技術を提供することで、ある程度の問題は実は解決できます。

これはある意味料理に似ていて、素材がお粗末なものでも、調理人の腕前が見事なものだったらそこをカバーして一流の料理として成立します。

イベント現場でも同じことが言えます。
仮に必要な素材が足りなくても、現場のイベント職人の創意工夫次第でイベント空間は完成します。

イベント事業はレンタル品というパーツ同士を組み合わせる授業でもあります。

弊社の場合は単体の商品として成立しているもの以外にも、イベント職人が現場で使う資材や研鑽してきた技術をもってこの柔軟性を実現しています。

手前味噌になってしまいますが、そういう意味では私たちのように「なんでも作れる」人たちって、強いんです!

最後に

敢えて堂々と申し上げますが、私たちが歩んできた歴史は、失敗の繰り返しでもありました。
だからこそ自信を持って言えるんです。

「今共栄美装に在籍しているのは百戦錬磨のベテランです」

「今WEBサイトに掲載されているのは、イベントを成功させるための厳選素材です」

って。

先日の広報部2号の記事「広報部2号のイベントに対する拘り」でも「安かろう悪かろうや、お客様にこんなはずじゃなかったと思わせないのがプロです!」とありましたが、まさに私たちが揃えているのはプロフェッショナルとしてのお仕事ができるツールです。

プロフェッショナル。
こう書くと、敷居が高く難しい印象を与えてしまうかもしれません。
ですが実際はその逆で、お客様は不要なところに肩肘を貼る必要がなく集中すべきことに神経を注げるようにするためのものなんです。

イレギュラーがなく、心地よく。安心してサービスをご利用くださることができれば、それが一番イベント成功への近道だと私どもは考えています。


私たちは50年間止まることなく、イベント会社として歩み続けてきました。

これからも地域の皆様や世界中の皆様とこの事業を通じて共存共演していきたく存じます。ますます企業努力に勤しんで参ります!

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この記事を書いた人

広報部2号 広報部2号

名古屋本社のイベント業界で働いて13年のベテラン選手。どんな大型イベント現場でも物怖じせず挑戦し続けてます!いっぱい現場写真持ってますので、直接会った時にぜひ聞いてくださいね!

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