新着情報 思考ブロックを外すための習慣

先日”好きなことで生きていく”が出来る人の条件という記事で思考ブロックという単語が登場しました。

これは「自分にはできない」と勝手に考えてしまう状態のことですが、これが何故良くないのか、はずさなければならないのかというと、私の場合は当時の現状に対する不満が解消できないことが原因でした。

周りからすれば、当時得意でもなんでもなかったお仕事に就いて苦しんでた私を見て「そんなに現状が嫌ならさっさと辞めて次の職場に行ったら良いのに」と思われていたことでしょう。

現在WEBデザイナーとしてバリバリ頑張ってる今の自分が過去の自分を見ても、同じことを思います。

とはいえ、世間一般では転職は慎重に行うものです。
そこで今回は、そんな力も知識も得意なことも無かった自分がなぜ異業種に転職できたのか実体験をもとにお話します。

虎の巻を作る

虎の巻、ありますか。私は持ってますし、今もなお更新中です。それはPC画面のすぐ横に置いていて、私にしか解読できないこともたくさんあります。

内容としては・・・

  • 今まで何をしてきたのか
  • ○○をやる手順は?
  • 使い回せるテンプレート
  • アカウント

といった内容です。虎の巻を作ることは武器を作ることに繋がります。

・・・別に、全部を公開する必要はないんです。
むしろ公開するものなんて、ごく一部でいい。アウトプットするにしても数を制限しないと、交渉力が逆に減ります。

技術×交渉力×機会=評価という公式に立ち返る

この公式に当てはめて考えると、2の技術を持っているとしても交渉力がゼロなら風呂敷を全部ひろげたところで、結局訳のわからない専門知識でしかありません。そして与えらえる機会にも限りがあります。というか、社会人になったら基本的に相手は汲み取ってくれたり機会を与えてくれるものではありません。

ただ、どれも増やすことが出来るんですね。

  • 技術は参考書を読んだり、ポートフォリオサイトを作りながらいろいろ実験したり。
  • 交渉力はイメトレしたり面接を実際に受けてみたり。
  • 機会は、普段から人脈を広げるために輪に入るなど。

どれを上げても、掛け算の結果は評価につながる訳です。
掛け算だから、途中から足し算をはるかに凌駕する結果が生まれるようになります。

どう話を進めたら一番「おお!」って思ってもらえるのか考えることってけっこう楽しいです。

現状を受け入れる

例えばWEBデザイナーとして頑張っていくにあたって、必要なことは知識/技術/経験です。これが1だとしたら1、2だとしたら2で、次に3、4のステージへ進んでいかなきゃいけないわけです。

けど5の技術がないと内定をもらえないのに、現状が0とか1なんだとしたらどうですか?

しんどいですよね、しんどいし認めたくないですよね。

ほんとは4くらいにあって、もうあと1歩で成果が出るんじゃないか?って思いたいですよね。
でも現実は0とか1だったんですよ。

この時、私は自分に問いかけました「じゃあ自分の技術が、0とか1のまま趣味のまんま、何も学ばず誰でもかんたんに作れるような、インスタントラーメンを作るみたいなホームページづくりをして死ぬまで遊んで過ごしていていたいのか」って。

先日「趣味でやってる程度だしこんなのが仕事になる訳ない」と言って諦めたことがあると話しました。そりゃそうです。インスタントラーメンでラーメン屋として開業して儲かるんだったら誰でもやってます。

これがレベル0の状態です。

そこから積み上げや掛け算が待ってます。

どこで素材を仕入れてくるんだ?調理方法は?ランニングコストは?どんな味を表現したい?実際組み合わせてみたらどんな感じになる?どこで店を出す(かなり重要)?一番高い評価を得られる方法は?

そんな事を頭に穴があくほど突き詰めて、突き詰めきらないとこの飽食の時代に、商戦で勝ち抜くことは厳しい。

よく「周りの人ができないできないというけど実際やったら出来るもんだよ」って人がいますが、その言葉をそのまま鵜呑みにすることは危険です。

簡単に結果を出すことが難しいと言いたい訳ではありません。
そのレベルに到達した人からしたらびっくりするほど簡単ですから。

とはいえ本当にそこまでレベルアップする為には一定の経験値が必要です。
この経験をする機会を知らず識らずに周囲から奪われたり、自ら放棄している人にこそ本日のお話、届いてほしいな。

時間は何をやっても進んでしまいますから、いつまでもほどほどのレベルのままでいいわけがない。
その事にどこかで気付いて、本気になったときに「出来るわけがない」という思考ブロックは外れるんじゃないでしょうか。

そんな風に思いながら、本日は記事を書きました。

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広報部1号 広報部1号

WEBサイトを使ったプロモーション活動を主に担当するデザイナー。主に人事、人材育成に力を入れています。好物はレモンサワーとホルモン焼き。

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