噛み砕くことだけが正義じゃない

噛み砕くことだけが正義じゃない

こんにちは。共栄美装広報部1号です。
本日のブログ記事は、読み物となります。

「お前の話は分かりづらい」
「もっと簡単に噛み砕いて説明ができないのか」

こんな風に言われたことのある専門職の方に届いて欲しいな。
そんな風に思いながら書きました。

さて、私は職業柄、社内で専門知識を多く所有する職種にあります。だから、誰かを巻き込んで一つの計劃を進めていこうと思ったら、まず作業手順を作っておかなければいけません。

目標達成するにあたって、どれだけのKPI目標を立てて作業を進めていけばいいのか。相手のレベル感を意識した上で、あとどれだけの専門知識を注ぎ込めばいいのか。
これをいかに飽きさせず、理解してもらうかが肝となってくる訳です。

さて、ここで冒頭でお話ししたように噛み砕くことだけが正解ではないと私は考えております。というのも、噛み砕いたら噛み砕いたで、一言で片付くような情報が冗長になってしまうのです。

身近な例として、漢字を平仮名に書き換えてみてください。
すると読めない漢字は無くなるでしょう。
そして、そのぶん文字数がよけいに増えてしまいます。
これが噛み砕いたことによるメリットとデメリットです。

専門用語も同じです。
噛み砕くと、理解はされやすくなります。ですがそのぶん、ダラダラとした長ったるい言い方になってしまうのです。
このように咀嚼が必要でない相手に対して、一々噛み砕いていては「いいから早く次の話に入れよ」と思われてしまいますから、相手のレベル感に応じた情報発信が語り手には求められる訳です。

これが上手く出来ないと冒頭で挙げたように「お前の話は分かりづらい」と言われ、頭の固い変わり者の偏屈職人のレッテルを貼られてしまいます。

・・・そろそろここで、この文書を読んでる皆さまの気持ちを代弁してみようと思います。

「言われる側からしたらたまったもんじゃねえよ!」

はい、共感して下さった方。ありがとうございます(笑)。

ここからは、何か人にモノを伝えるときに私が礎としている考え方を共有していきます。

1.ゴールのイメージを伝える

計画を進めて成功した先に何が得られるのか。何が実現できるのか?
これを意識してもらいましょう。

大部分の方は、まず作業手順から話を進めてしまいがちですが、それでは何のために頑張るのかが伝わってきません。だから真っ先にゴールから伝えています。

2.どんな内容を話すのか宣言してから”3項目”で伝える

この手法は弊社のブログ記事でもよく使っています。
もし話の方向性を明確にしていない状態だと、まとまりがあるように見えて、実は何をしたらいいのかよくわからない話になってしまいます。

聞いた人の感想が「わかりやすいだけ」だと、まだ客観的な評価でしかなく、前のめりにはなれていません。人を巻き込んでプロジェクトを進めるのであれば、実際に行動に移せるモチベーションに高めてこそです。だから臨場感や温度感を1と2で丁寧に高めないといけないんです。

3.相手が情熱を持って取り組むかどうかを見極める

本日、一番言いたかったことを最後のトリにさせていただきます。
情熱がある人は、多少言っていることが分かりづらくてもすぐに質問をします。教わることを自分のエネルギーに変えたいからです。

こういう人は貪欲だし、周囲の空気感を上げてくれる大変ありがたい存在です。

逆に情熱がない人は食欲がない人と同じです。もっと消化の良いものはないのかと言い出します。

食欲がないのには人それぞれ事情がありますから一概に良くないことだと決めつけるのが良い訳では有りません。ですが、そんな人ばっかりの環境にいると「お前の話は分かりづらい」になってしまいます。

やる気のある人は分かりづらいことも自分で噛んで消化します。
そうでない人は誰かに噛んでもらいたがるんです。

もっと言うと、やる気のある人は分からないことを噛み砕くと「勉強になった!」と捉えます。
やる気のない人は「わかりにくい」と捉えます。

そして、そのやる気はそのままあなたの評価のアップダウンにも繋がります。

「話がわかりにくい」という言葉を”あまり”真に受けてはいけない

評価とは相手が居てこそ成り立つ相対的なものです。
「話がわかりにくい」と言われると、真面目な人ほど「自分の話は分かりにくいのか、ダメなのか・・・」と落ち込んでしまいます。実際はモチベーションの低い連中に足を引っ張られてるだけだというケースも多くあります。それに、そうして自信喪失している場合ではないということを私は今回の記事を通じて皆さまにお伝えしたいです。

ただし自分に矢印は向けるべきです。だから自己研鑽すること自体は忘れてはなりません。

プレゼンのやり方は磨けば磨くほど上手くなっていきますし、言葉の引き出しも資料の見せ方のバリエーションも豊かになっていくでしょう。

一方で、伝わるかどうかは相手のやる気によりけりだという事実にも目を背けてはいけません。

だから物を教える人は、誰とどんなレベル感で、どんな風に関わっていくべきか?を真剣に検討していかなければいけないでしょう。
人間関係と同じで正解はありません。でも試行錯誤をして正解に近づけていくことはできるはずです。限られた自分や相手の時間を無駄にしないためにも。

本日は最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
最後になりますが、専門家ならびに、何かを人に伝えていく立場にある皆さん。負けないでくださいね!

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