なぜ神事式典では、榊(さかき)が使われるのか?

なぜ神事式典では榊(さかき)が使われるのか?

よく神棚には「榊(さかき)」が使われます。
地鎮祭や起工式などでも、この榊(さかき)は度々使用します。

式場の設営時に祭壇の左右に、2台の真榊台を設置しますし、式の途中で玉串奉奠の儀という、紙垂をつけた枝を氏神様に捧げる儀式があるのですが、これも榊です。

真榊台とは?

真榊セット レンタル

高さ2m以上の、榊のセットです。式典の祭壇の左右に立てます。

まず柱の先端に2本の榊を差し込み、五色布をフックから垂らします。この五色布は、陰陽五行説における天地万物を構成する木・火・土・金・水という意味があります。
左側には剣を。右側には鏡と勾玉を掛けます。

これらは日本神話に伝わる三種の神器が由来で、アマテラス(天照大神)がニニギ(瓊瓊杵尊、邇邇芸命)に授けたとされてており、それぞれ

  • 八咫鏡(やたのかがみ)
  • 天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)
  • 八尺瓊勾玉(やさかのにのまがたま)

です。

玉串とは?

玉串

玉串とは、榊の枝に紙垂をつけたものです。玉串に使われる榊は、神饌物と同様に「捧げる」ものだと考えられています。
玉串奉奠の儀では、それまでこの土地を守って来られた氏神様へ感謝の念を込めながら、工事が安全に完了しますようにとお祈りしています。

さて、そろそろお話を本題に戻します。

なぜ、色んな場所で榊を使うのか?

実は榊は、神道においては神聖な植物なのです。
ひらがなにすると「さかき」と読みますが、これは「神と人の境にある木」という意味から「境木」と転じたと言われています。
もう一つ説があるのですが、榊は常緑樹といって常に栄える(繁える)ことから、繁木(さかき)と呼ぶ説もあります。

榊は人の心や神様が宿りやすいとされている木です。
神事式典はこれからの繁栄を祈願するもので、その人と氏神様の心を橋渡しするような存在です。
地鎮祭や竣工式は人生にそう何度とない事ですが、もしこの記事をご覧になった皆様がそのような式典行事に参加された際は、榊を通じて氏神様へ工事の成功と繁栄を祈りましょう。

本日は、以上となります。
読んで下さってありがとうございました!

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