ふと、気になったことを調べはじめるといつの間にかかなり時間が経っていたという経験は誰しも一度はおありの事だと思います。
私もその一人です。
今回は、題名のとおり「なぜ看板は英語でサインと呼ばれるのか」という疑問がふと湧いて、それから色々と調べ物をしていました。
看板の役割って?
私たちがイベント会場でよく使用する看板にはこんな目的があります。
- 交通整備をする
会場にいらっしゃった来場者の方を目的の場所まで導くためのものです。
順路を説明するものもあれば、立ち入り禁止であることを示すもの、会場内の俯瞰図を見せるもの、駐車場や休憩室、喫煙スペースがあることを示すものなど様々です。
イベント会場は初めて訪れた方が多くなりがちですから、案内看板が置いてあると来場者の皆様が迷わずに済みます。 - 事前告知を行う
そのイベントがあることを事前告知するための看板も制作します。
イベントの内容や、出店者、日時と場所などをわかりやすく伝えることで、イベントの集客効果を上げて機会損失を防ぎます。 - コマーシャルを行う
そのイベントそのものの広告ではなく、例えばスポンサー・協賛店の名前やロゴを掲示する等の目的で使用する看板です。
この看板により、企業の認知度が上がるチャンスが生まれます。 - ブース・模擬店に興味を持ってもらう
フードを扱う模擬店であれば「美味しそう」と思ってもらったり、ゲームを扱うブースであれば「面白そう」と思ってもらうなど、お客様を引き寄せるための看板です。
こう見ると、どの看板もお客様に対して「気づかせる」ことが目的ですね。
サインという言葉の意味が広い
ここで、サイン(英:sign)という言葉の意味にも着目してみましょう。
- サインする
署名あるいは、有名人が色紙に名前を書く - サインを送る
野球選手などが、仲間に対して合図を送って連携をとる - これは○○のサインだ
病や怪我など何かの兆候が見られたときに使われる「信号」に近い意味を持つ言葉
また、近年よく見られるようになったデジタルサイネージの「サイネージ(Signage)」の部分は、標識や看板という意味です。
こちらは前述の「気づかせる」のほかに「情報を届ける」という目的でも使用されていますね。
人は「サイン」を通じて情報を届けて、読み取っている
よく人が通る箇所に看板を置くと、何人かはその看板と「そこに乗っている情報」が目に入るでしょう。
一瞥するだけの人、がっつりチェックする人など反応も様々です。
私たちは、せっかくその場所を借りるのだから、制作するのだから、より多くの、求めている方に生きた情報を「お客さまの向こう側にいらっしゃるお客さま」までしっかりお届けしたいと考えております。イベント事業を通じて、そのお手伝いができれば幸いです。
これからも日々企業努力を続けていきますので、いつでも気軽にご相談ください!