木工造作

誰かがそんな事を言っていました。
確かに、出来合いの物だけでは、時に不十分です。

はじめは良いなと思っていても、何度も使い古された「よくあるもので出来たもの」に囲まれているうちに、段々とその感覚は鈍っていって、気がついたらそのお祭りや展示会はマンネリ化してしまっていた・・・というのはこの業界に居ると、実によく聞くお話です。

ここで物寂しさ・物足りなさを感じるのは、何もお客様ばかりでなく私たちイベント会社の人間も同じなんです。

今が100点なら120点をとることはできないか？
こう考えた時、私たちが手にとっていたものは「木」でした。

これなら120点を狙うことができる。
与えられた部品を組み合わせるのではなく、好きな所でカットして思い通りの色にできるのだから。

・・・思い出しました。
「無ければ、作ればいい」と言っていたのは、弊社の人間です。