本日は、セキュリティ面でのお話をさせていただきます。
最近、Google reCAPTCHA(リキャプチャ)という機能の有償化がWEBデザイナー・エンジニアの業界で話題となっておりました。
reCAPTCHAは、簡単に言うと「スパム防止機構」の一つです。
これがあるとセキュリティが向上し、メールフォームやログインフォームにてボットによる大量送信やスパムリンクを含む自動返信メールなど、フォーム経由でのリスクを大幅に防いでくれるようになります。
さて、この度私どもは有償化の波を受け、reCAPTCHAに代わるCloudflare Turnstile(クラウドフレア・ターンスタイル)という防止機構へ差し替えを行っておりました。
現在はメールフォームの送信ボタン直前にこのようなアイコンが現れています。

他社の導入状況は?
「どれくらいの企業が導入しているのだろう?」と調査したところ、意外にも導入率はまだ高くないことが分かりました。
事業規模の大きな競合他社でも導入されていないことがありました。
フリーのメール送信プログラムや、エンジニアが独自に構築したシステムなど、運用スタイルはさまざま。そのため「導入したくても方法が確立されていない」といった事情を抱えているケースも見受けられます。
弊社の取り組み
弊社では、WordPressのフォームプラグイン「Contact Form 7」を採用し、これにCloudflare Turnstileを統合。
フォーム送信直前にTurnstileのアイコンが表示されることで、見えないところでスパムをブロックしています。
また、見積もり依頼でアイテム構成を選べるようにするために弊社はカートシステムを採用しておりますが、こちらは大手が開発・運用している国産カートシステム「Welcart」を使用しており、常にアップデートされている盤石の体制を整えています。
もし他社のメールフォームにセキュリティが見当たらない場合は…
念のため電話やFAXでのお問い合わせをおすすめします。
ご参考までに。スパム防止機構はこんな姿をしています。



安心してお問い合わせいただける体制を
「自分の身を守れるのは自分だけ」
そう言われると身も蓋も無い話なのかもしれません。
ですが、だからこそ私たちはこの先のリスクに対して先回りして、今後も安心してお問い合わせいただける体制を整えていきたいと考えております。
これからもお客様の個人情報保護を最優先に考え、見えない部分のセキュリティ対策にも力を入れてまいります。宜しくお願い致します。