求人情報 面接時に有効な言葉って?

広報部1号です。先日の記事ボールを投げすぎてしまう人へ~共栄美装人事部より~で「内定がなかなか貰えない」「面接時に有効的な言葉はありませんか?」といった相談をよく受けているというお話をしました。

そして、話を掘り下げて質問意図を満たそう、熱意をこぼさずに届けようという結論になりましたが、本日は別軸からのお話をさせてください。

有効な言葉ってどうやって作られるんだろう

めっちゃ聞かれるからこそ、分解して考えてみました。

つまり有効な言葉の「素」ってなんだろう?って考えました。

「面接をやってる」という話を耳にしたからこそ聞きたいんだと思います。しかし、どんな人なのか?どんな会社なのか?という条件が空白なので、こう聞かれると困ってしまうわけです。

双方のすり合わせが大切

弊社の場合はこんな記事を以前書きました。

「より多くのイベントに関わりたい」
「自分の頑張りが会社の成長に直結する実感がほしい」
「新しい事に挑戦し続けたい」

という意欲を持った方とぜひ繋がりたい。そんな風に考えながら採用活動を続けています。

ですが、ぜんぜん違う別会社「B社」があって、そこが革新派ではなく保守派だとしたら、有効な言葉ってぜんぜん変わります。

人に見える所では「失敗を恐れずチャレンジ精神旺盛な方や新しいことをどんどん取り入れる主体性のある方」を募集しているかもしれません。ところが実情は「よけいな事を言ったり進めたりせずにやり方に沿って慎重に業務を進め、失敗しないよう慎重に物事を進める方」を求めている会社でした、といったケースもよくあります。

こんな具合に、情報には公表されている情報と、そうでない情報があります。

お互い、これをどこまで見極められるか。見極めた上で誠実にお互いWinWinな関係を構築していけるのかをすり合わせることが出来るのか、が面接の醍醐味ではないでしょうか。

本当の課題はそうでない情報のところに潜んでいることだって多いのです。

B社の場合は保守派な訳ですから新しく販路開拓をしたり新事業のスタートアップを促進する人よりも「ミスやトラブル無く安全に物事を進めていく仕組みや人」を求めていることが多いです。であれば社内規則の策定や業務フローの自動化、マニュアルや商材のメンテナンス方法の見直し等ができる人が居れば心強いのではないでしょうか。

その場合は、職務経歴書に「過去に提案した業務改善の成果」を書けていると心強いです。特にどのように人為的ミスを減らしつつ、生産性をアップさせたのかを書けているとその効果も高いでしょう。

※今回は革新派と保守派の2つを例に取ってお話しましたが、もちろんお仕事柄や、同じ組織でも成長フェーズやその時々の人員配置によってリスクの大きさは変わるものですのですから、一概にこうと言えるものではありません。

すり合わせの前にやることは?

0.下調べ

もしもエントリーしようと思った企業があったら、以下の情報を揃えるようにしてください。

  • 企業理念(会社概要ページによくあります)
  • 求めている人物像
  • どんなアイテムを取り扱っているか?
  • 取引実績(どんな案件を担当しているか?)

1.下準備

SWOT分析(強み・弱み・機会・脅威)をまとめた分析をしておきましょう。
人は一般的に、自分にとって都合の良いことは話しても脅威になることはなかなか口にしません(でも解決したい!)。これは企業も同じです。応募者も同じです。

面接官の人に見せる必要はありません。でも自分を売り込むトークを考える上でとても大事になります。面接時に有効な言葉は状況分析と双方のすり合わせがしっかり出来ているから出るのです。

ぜひ[0.下調べ]でそろえた情報をもとに「こう発信してるということは、こうではないか?」と考えながら分析を進めてください。

2.面接-序盤-

実際に対応する面接官の表情はトーク内容から、下調べしてきたことが合っているのか?を考えてみてください。「思っていたのと違うな」と思うことがあれば、話を聞いてみてはじめて合点がいく事もあるでしょう(どのように実現しているのかなど)。そういった思考の渦の中から質問事項を作りながら話を進めていってください。

3.面接-中盤-

このあたりで、自己PRをする時間や、採用後どんな動き方になるのか?について等をお話するタイミングが訪れます。

4.面接-終盤-

双方の紹介を終えたタイミングがここです。応募者の方が質問を出すタイミングはだいたいこのあたりです。いい質問ができれば、それは「面接時に有効な言葉」になり得るでしょう。

下調べ段階から前のめりな姿勢を大切にしていればトークの純度が上がります。そうなれば次の選考に進めたり、或いは内定がいただけるなど状況が有利に進むはずです。

最後に

もしも応募者の方が企業の隠された弱みをもし捉えて一緒に解決策を考えることができれば、かなり面接官の心をくすぐる事ができるはずです。

ですがひとしきり書いた上で思ったのですが「有効な言葉」は必ずしも必要な訳ではありません。気になるという気持ちはわかりますが、本当に大切なことは双方の真摯な姿勢であり、本日はそのことをもっと多くの方に届けたくて記事を書いてみました。

さて。ここまで書いてみたところで求職者の皆様は弊社を革新派だと思われましたか?それとも保守派だと思いますか?答え合わせがしたい場合は、以下のエントリーフォームから弊社にエントリーしてみるのも1つの道かもしれません。

そうして、もしご縁があれば嬉しい事ですし、なかった場合でも面白いお話を持って返っていただけたら幸いです。

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