私たちには、最も効果のあるブース制作をするためにベースとなる考え方があります。当ページでは、その考え方のベースとなる部分をお話します。
1.ブースデザインに必要な体制
A.出展社の専門領域
- 商品の訴求方法・競合商品との差別化
- 業界内での流れと関係性
- 出展社の会社内の事情·歴史 など
B.装飾業者の専門領域
- 目線の位置による考え方の違い
- キャッチコピーの選び方
- POPの考え方
- スタッフの立ち方、待ち方
- 陳列と展示の方法
C.展示会ごとの特徴
- 食品系
- 機械、産業系
- 化粧品系
- IT系
- 文具、雑貨系
- 広告系
この3つが最大限発揮され、それぞれの領域が網羅された時に最も効果のあるブースが出来ます。例えば、Cの化粧品系の展示会では商品を引き立てる陳列とブランド感という点が重要です。
2.ブースデザインのルール
実際にブースをデザインする上での基本ルールと、その役割をお話します。
1.きっちり集客できること
役割:新規顧客の獲得·既存客のフォロー
2.商品を130%よく見せること
役割:商品を良く知ってもらい名刺の獲得に繋げる
3.良い会社イメージを与えること
役割:当日のスタッフの意識や動きを統率し、会社の可能性を感じてもらう
これらのルールを守ることは出展を通して販促し、自社の売り上げを上げることに繋がります。つまりは「デザイン性(ブランディング力)」と「集客性(訴求力)」の両立が必要です。
企業の進化をデザインする事が、展示会におけるデザインと言えます。
3.ブースデザインの前提条件
- ブースの前を通り過ぎるのは数秒
- ブースを見るのは一瞬
- 来場者は「捕まりたくない」と考えている
展示会場は、限られた空間の中に大小様々なサイズの小間で多くの企業が出展しています。来場者がブース前を通り過ぎるのは数秒。さらに上下左右に視線を動かしていますので、視界に入るのはほんの一瞬です。
それを考慮し、的確な空間づくりと訴求を計算することが求められる。
ところで、電気屋さんなどに買い物に行ったときに「ショップ店員に捕まりたくない」と思ったことはありませんか?展示会でもその心理は同じ。来場者にはそれぞれ「知りたい」「聞きたい」のタイミングがあります。そのタイミングを見極めるカギとなるのが「徹底的な来場者目線」です。
4.理想的なブースとは
ブースをデザインする際、レイアウトや動線·形状や色味·訴求箇所や訴求サイズと沢山の検討項目があります。これらは全て計算で行われるものです。
逆を言えば、理想的なブースに意味や理由のない所はありません。
計算されたブースとされていないブースでは集客に大きな差が生まれます。
なぜなら、各所で計算されデザインされた一つ一つの小さな要素が積み重なり大きな効果を生み出すからです。
ここで、展示の仕方によるブース内集客の例を見てみましょう。
通路側から見たときに商品は台内に収納され触れることは出来ません。
しかしその商品の先、向かい側には台上に目立つ形で展示されています。
それを手に取りたい来場者は自然と反対側に周るでしょう。
そして、そこはもう既にブース内部なのです。
このような流れで、来場者の動きもコントロールすることができます。

5.ブースをデザインする流れ
以上を踏まえて、軸の通ったデザインをする流れをご紹介します。
01.情報の把握
顧客情報、製品情報·展示会情報など準備出来るもの全て
02.出展の把握目的
顧客が展示会で何を目的にし、達成ラインをどこに置いているのか
03.小間位置の考察
小間図からの来場者の流れに対し、どういった受け方にするのか
04.デザイン系統の考察
どういった雰囲気にするのか、企業イメージ重視なのか、製品ブランディング重視なのか、客層重視なのか
05.訴求の考察
どんな言葉をどんな位置にどんなサイズでどんな表現で
06.導線・形状の考察
しっかりと運営戦略のできるレイアウト、見栄えと使用感が伴った形状
ブースそのもの
の集客力
顧客対応方法
待機方法
アクティビティ
ノベルティ
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展示ブースにおける「徹底した来場者目線」とは